よちよち歩きのケープペンギン
2022年月06日13日
ケープペンギンの生態
1-1分類
別名 アフリカペンギン
ペンギン目ペンギン科ケープペンギン属ケープペンギン
1-2生息地
ナミビア共和国、南アフリカ共和国
などのケープ地方で見られる。
アフリカで唯一見ることができるため、「アフリカペンギン」と呼ばれることも多い。
フリッパーの長さ
約18.0~18.6㎝
フリッパーとは「翼」のことを言います。
クチバシの長さ
約5.0~5.7㎝
食べ物
小魚の他、イカ、タコを食べています。
1-3形態
体重:2.4~4.0㎏
体長約70㎝
平均寿命
15~20年(飼育下)、10年(野生化最長で20年以上の個体も確認できている)
習性
強い定住性を持ち故郷から700㎞離れた海に人為的に放たれた個体は、
ほぼ最短距離で故郷に帰ってきていることが確認された。
日中、生息地の近くで、10羽未満の小さな群れで採餌する。
(カタクチイワシやイカ、タコを採餌)
海岸近くの灌木の中やトンネルの中に巣を作る。また、穴を掘ったりグアノを積み上げて巣穴を作る。
攻撃的な相手と出会うと、互いにクチバシでつつきあい、かみついたりフリッパーで打ち負かす。
換羽期
1年に一度。故郷の海岸や宮巣地。21日間。
一年中いつでも換羽可能だが、普通は繁殖の後に集中し、2回ピークがある。
2-1ワシントン条約
ワシントン条約とは
ワシントン条約は、正式名称を「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)」といい、
英文の頭文字をとってCITES(サイテス)、あるいは1973年(昭和48年)に米国のワシントンD.C.で採択されたことから、ワシントン条約という通称でも呼ばれています。
現在、自然のかけがえのない一部をなす野生動植物種の多くが、開発や管理放棄による生息地の破壊や劣化、捕獲・採集や外来種の侵入、さらには気候変動等の様々な要因により、
絶滅の危機に瀕しています。さまざまな要因がある中で、ワシントン条約は、輸出国と輸入国とが協力して国際取引の規制を実施することで、国際取引のための過度の利用による野生動植物種の絶滅を防止し、
それらの種の保全を図ることを目的とした条約です。
その中で、
ケープペンギンが附属書Ⅱに記載されています。
他にもたくさんのペンギンが記載されています。
国際自然保護連合で絶滅危険性のある動物として登録されているペンギンです。
(シュレーターペンギン、キガシラペンギン、ガラパゴスペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギン、フィヨルドランドペンギン、
スネアーズペンギン、ロイヤルペンギン、ケープペンギン、フンボルトペンギン、ジェンツーペンギン、マゼランペンギン)
環境保護に関する南極条約議定書
エンペラーペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギン等。
実は……
日本は世界的に見てもペンギン大国なんです。国内のおよそ100カ所に11種類、約4,000羽が飼育されています。
長崎にある「長崎ペンギン水族館」は飼育数世界一を誇り、18種類中9種類を飼育しています。
日本の水族館でよく見られるフンボルトペンギンやケープペンギンですが、世界的には絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約で保護されています。
そこで、ワシントン条約で厳しく縛られているペンギンですがなぜ、日本各地の園で見られるのでしょうか。
その理由は以下の通りです。
ワシントン条約で規制されているのは、あくまでも国際間での輸入などになります。
その為、日本で繁殖された個体に関しては入手することが許可されています。
したがって、飼育するとなれば、日本で繁殖された個体をブリーダーや水族館などから購入する流れになるでしょう。
とはいえ、ペンギンを譲ってくれる水族館なんてないでしょうが、、、。
日光さる軍団はありがたいことに譲っていただけるところがあったのです!
他にたくさんの動植物が登録されております。
3-1
幼少期から飼育しているタンクくん。
今回は大好物でもあるアジを大量にいただいたようです。
大興奮する姿が可愛いですね!
他にもたくさんのマニアックな動物を飼育されている
「あにまるず」さんというYouTuberです。