動物園に行きたくなる!動物おもしろ雑学2
2020年月10日06日
ふわふわでとってもかわいい見ているだけで癒される動物たち。
意外としらない動物たちのあんなことこんなことを調査しました。
今回は動物園に行きたくなる、動物園がもっと楽しめる動物の雑学パート2です。
ネズミはチーズが苦手
アニメや絵本などで昔からネズミといえば、チーズが大好きなイメージですよね。
しかし、実際にネズミ被害の事例を見てみると決してチーズが多いわけではありません。
私たちがネズミとして認知している野生のネズミは大きく分けて3種類存在し、
ハツカネズミやクマネズミは「米や小麦など植物性のエサ」を、ドブネズミは「ハムや肉など動物性のエサ」を好む傾向にあります。
中でも小型のハツカネズミやクマネズミは、
新陳代謝が良く2〜3日食べ物を食べないと餓死してしまうので、出来るだけカロリーがあり糖質の多いものを好みます。
実はネズミは甘党なのです。
またそれどころか嗅覚がよく強い発酵臭のするチーズは苦手。
という研究結果もあります。
みなさんが飼っているハムスターやモルモットたちもきっとチーズよりお米や果物の方が喜んで食べるはずです。
ぜひ、試してみてくださいね。
ナマケモノは怠けていないと死ぬ
7年もの歳月をかけ、ウィスコンシン大学マディソン校の研究グループが
ナマケモノの研究をおこなったところ、面白い結論を導き出しました。
ミユビナマケモノの代謝率は体重1kgあたり1日38.7キロカロリー。
ナマケモノは”地球上で最も代謝が遅い動物である”と結論付けました。
ちなみに人間は一日に必要なカロリーは成人男性だと1500キロカロリー。
比較するとどれだけナマケモノが低燃費かわかります。
一日に20時間睡眠をとり、残りの4時間はボーッとしたりご飯を食べているそうです。
ご飯といっても1日に葉っぱ1枚、トイレは数週間に1回だけ。
ほとんど動きません。
なぜ、そんなに怠けているのか。
それには理由があります。
ナマケモノに多い死因はなんと・・・
「食べているのに餓死」。
彼らは食べ物を1ヶ月かけて消化します。
食べ物をエネルギーとして吸収するのに相当な時間がかかるのです。
なので、余計なエネルギーを使ってしまうと餓死してしまうのです。
また、運動をし過ぎると体内の熱エネルギーの発散が追い付かずに自分の熱で命をおとしてしまうことがあります。
ナマケモノは命をかけて怠けているのですね。
メガネザルは目が大きすぎて動かせない
メガネザルといえば小さな体に大きな耳。
そして顔の半分以上の面積を占める目が特徴です。
眼球の直径は16ミリ。
脳の大きさと同じもしくはそれより大きい。
あまりにも眼球が大きいため頭蓋骨との隙間がほとんどないのでメガネザルは目玉を 動かすことができません。
さらにこんなに大きな目を持っているのに獲物を探すときは、なんと耳で探すというのです。
メガネザルは人間の5倍以上の聴力を持ち、わずかな昆虫の動きを感じ獲物の場所を察知しています。
また目が動かせない代わりに首を180度動かすことができるように進化していて、真後ろにいる獲物でも俊敏に首を回転させ捕獲することができるのです。
見た目はかわいらしい姿をしていますが、オバケザルの別名にふさわしく 知れば知るほど不思議でホラーな猿です。
以上、動物園に行きたくなる!動物の雑学パート2 でした。
パート1はこちらからどうぞ。