動物園に行きたくなる!動物おもしろ雑学
2020年月07日22日
動物園はたくさんの動物がいて大人も子供も楽しめるスポットです。
そんな動物園も動物たちの知られざる生態を知ればさらに行くのが楽しみなりますよ!
今回はもっと動物園が楽しめる動物の雑学をご紹介します。
カバ
◇動物界最強はカバ?
大きな体で水面をゆっくり泳ぎのんびりしているイメージのカバですが、「動物界最強」「地上最強生物」とも言われています。
体長3〜4m、体重1.5〜4tと象やサイにつぐ大きさで、時速40kmで走ります。
泳ぐのも得意で時速60kmものスピードを出すことができます。
最大の武器は特徴でもある大きな「口」。
犬歯は50cmもの大きさがあり、縄張りに侵入するものはライオンやワニであっても食いちぎることがあります。
一見温厚そうなカバですが、これを聞くと野生では絶対に出会いたくない動物ですね。
◇カバの汗は赤色
カバは犬や猫のように体毛がないため、紫外線や乾燥に弱く、それを補うように粘性の汗を出します。
皮膚から分泌された瞬間は人間と同じように無色透明ですが、空気に触れて酸化することによってピンク色に変色します。
カバはピンク色の汗で自分の身を守っているのです。
ラッコ
◇ラッコはグルメ
水の上をぷかぷか浮いていてかわいいラッコ。
実は主食はカニ、エビ、アワビ、二枚貝、鮭、ホタテ、イカ、ウニ、、、まるでお寿司屋さんみたい!
1日にお茶碗30杯分食べます。
そして、手に取った感触や匂いが気に入らないとポイッと捨ててしまいます。
そのため、ラッコの飼育員さんは、鮮度や与える順番など細心の注意をはらってご飯をあたえるそうです。
◇手をつないで眠る
もともと海に住むラッコ。
海では水の流れがあるため寝ていると流されてしまいます。
そのため海藻や昆布などに体を巻きつけて睡眠をとるのですが、
動物園や水族館などでは、海藻が無いため仲間同士で手を繋いではぐれない様に睡眠をとります。
ゴリラ
◇ゴリラはみんなB型?
血液型は、赤血球の表面にある抗原によって決定される血液分類です。
ゴリラには2種類しか存在しないとされ、「ニシゴリラ」「ヒガシゴリラ」に分類されます。
近年では更に細分化され、「ニシゴリラ」はニシローランドゴリラ・クロスリバーゴリラ、「ヒガシゴリラ」がマウンテンゴリラ・ヒガシローランドゴリラ、とそれぞれ亜種が2種類ずつ分けられています。
そのうち全体の9割はニシローランドゴリラという種類でニシローランドゴリラは皆B型であるため、「ゴリラは全員B型。」という噂が流れています。
ですので、ゴリラは9割B型。というのが真実です。
◇ゴリラは好きな子にウンチを投げる
ゴリラの求愛行動は、一般的にメスからオスを誘うことが多いです。
求愛行動でフンを投げる習性があり、人間同士ならとんでもなく嫌われる行為ですがゴリラ同士では愛情表現の一つとして受け止められるようです。
また、威嚇としてもフンを投げることがあり、
動物園でよく見る「ゴリラがフンを投げる事があります」と注意書きがある様に、
人間に対しては威嚇をしてフンを投げている可能性が高いです。