マントヒヒってどんな猿?性格や特徴を紹介!
2020年月10日06日
皆さんはマントヒヒを知っていますか?
古代ローマでは神と崇められていた動物です。
日本では野生では生息していないので、動物園で見ることができます。
今回はマントヒヒの性格や特徴、生息地などを紹介していきます。
マントヒヒってどんな動物?
体の特徴
顔とおしりだけ体毛がなく、ピンクの肌が際立っています。
おとなの雄に肩から背にかけて生える立派なタテガミが後ろから見ると、腰まで伸びた毛のために、白くて長いマントを羽織っているように見えるため、マントヒヒと呼ばれています。
子供の頃は黒色ですが、大人になると、雌は褐色で、雄は灰色になります。
生息地
イエメン、エチオピア、サウジアラビア、ソマリア、スーダン西部などの
アフリカ東部からサウジアラビアにかけての乾燥した山岳地帯で暮らしています。
主に草原や岩場を好みます。
一夫多妻で昼はオスと数頭のメス、子供の少数で行動し、食事をしたりします。
夜は外敵から身を守るために群れが集まり100頭以上で、崖の上などで休息をとります。
猿の中での分類
マントヒヒは類人猿なのでしょうか。
猿人類なのでしょうか。
答えはサルと同じ種類の猿人類です。
分類状ではヒヒにあたります。
ヒヒという和名は伝説上の動物「狒々」にちなんでいます。
「狒々」は山の中に住み怪力を有し、よく人間の女性を攫うとされる日本の妖怪です。
ヒヒ属にはギニアヒヒ(西アフリカ),サバンナヒヒ(サハラ以南のアフリカ),ゲラダヒヒ(中部アフリカ),マントヒヒ,ドリル,マンドリルの6種があります。
食べ物
飼育下されているマントヒヒはバナナやパン、卵、イモ類を食べます。
野生のマントヒヒは昆虫類、トカゲや蛇などの小型爬虫類、木の葉や植物の種子など雑食性です。
マントヒヒのお尻の秘密
マントヒヒのおしりは体毛が生えておらず、真っ赤でとても目立ちます。
これは肌の色素が薄く血管が透けて見えているためです。
この真っ赤で目立つお尻は発情期を表す性的アピールとしての役割をもっています。
雄の強さや元気さもお尻に現れていて最も赤いお尻こそエネルギッシュで元気な証拠で、オス同士の争いでも優位に立ちやすいとされています。
彼らは基本的に4足歩行で歩くので、目線と同じ高さにくるおしりでアピールをするというのはとても合理的ですね。
マントヒヒに会える動物園
〇秋田市大森山動物園(秋田県)
〇桐生が岡動物園(群馬県)
〇東武動物公園(埼玉県)
〇羽村市動物公園(東京都)
〇伊豆アニマルキングダム(静岡県)
〇日本モンキーセンター(愛知県)
〇アドベンチャーワールド(和歌山県)
〇池田動物園(岡山県)
〇福島市立動物園(広島県)
〇周南市徳山動物園(山口県)
〇とくしま動物園(徳島県)
〇とべ動物園(愛媛県)
〇わんぱくこーち(高知県)
〇九十九島動植物園森きらら(長崎県)
〇平川動物公園(鹿児島県)
マントヒヒについて興味を持った方は
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