リスザルは世界初の宇宙飛行猿!?大きなお目目と人懐っこさが人気!リスザルの生態や特徴について紹介します。

2020年月09日04日


小さくて体の色がリスに似ていることが名前の由来のコモンリスザル。

好奇心旺盛で人懐っこい性格なので最近では、ペットとしても人気があります。

今回はリスザルの生態や特徴を紹介していきます。

分布

哺乳綱霊長目オマキザル科に分類されるリスザル属。

中南米(南アメリカ〜ブラジル)の森林に群を作り、暮らしています。


他の種類の猿と縄張りを共有し、食料を探すのが得意な猿の後をつけて食料を探します。

また、リスザルの群同士で食料の取り合いをする事もなく一本の実のなる木を共有して食べることもあります。

特徴

リスザルはオマキザル科で一番小さい猿で、身体は黄色〜黄褐色をしていて耳・顔・喉が白く、口の周りが黒いのが特徴です。

リスのように小さい体で森中を駆け回り、数十〜数百単位の群を作り暮らしています。

手の力を使って木を握って登るので、爪は人間と同じ平爪になっています。

長い尻尾はバランスを取るためのもので、他の猿のように物を掴んだりすることはできません。

食べ物

雑食性。

果実や木の実、昆虫、カエル、小鳥等の動物質等を食べます。

ペットで飼われている場合は、モンキーフードやバナナ・りんご、ミルワーム、コオロギ、卵などを食べます。

寿命

寿命は野生下では15年。飼育下では20年ほどです。

ストレスが少なく医療が受けられる飼育下では、20~30年とさらに長く生きることができます。

宇宙に行った「ゴード」「ベイカー」

引用:https://www.dw.com/de/vor-60-jahren-die-ersten-affen-im-all/g-41203769

1958年12月13日「ゴード」と名付けられた

1匹のリスザルがロケットに乗せられ宇宙旅行を経験しています。

残念ながら宇宙から帰還する際タイミングで「ゴード」が乗っていた部屋のパラシュートがうまく開かず、「ゴード」は生きて帰ってくることはできませんでした。

1959年5月28日にはAM-18というロケットの、NASAの生物用宇宙カプセルに「ベイカー」というリスザルとアカゲザルの「エイブル」が乗せられ15分間の宇宙旅行を体験しています。

結果は無事生還。

宇宙から初めて生還した霊長類になりました。

リスザルに会える動物園

~関東~

かみね動物園(茨城県日立市)

宇都宮動物園(栃木県宇都宮市)

那須ワールドモンキーパーク(栃木県那須町)

群馬サファリパーク(群馬県富岡市)

桐生が岡動物園(群馬県桐生市)

大宮公園小動物園(埼玉県さいたま市)

東武動物公園(埼玉県宮代町)

市川市動植物園(千葉県市川市)

足立区生物園(東京都足立区)

江戸川区自然動物園(東京都江戸川区)

羽村市動物公園(東京都羽村市)

夢見ヶ崎動物公園(神奈川県川崎市)

相模原麻溝公園ふれあい動物広場(神奈川県相模原市)

日本動物園水族館協会(日動水・JAZA)の公式サイトでは日本動物園水族館協会に加盟している動物園・水族館で飼育されている動物を検索できます。

お近くのリスザルがいる動物園を探してみてくださいね。

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