栃木県日光、4月〜5月上旬の桜スポット
2020年月04日03日
関東都市圏でのソメイヨシノは3月下旬から4月上旬がピーク。
ピンクが濃く、明るい色彩の花びら、少しグレーのかかった控えめな桜など木によって醸し出す雰囲気が微妙に異なり、お花見は何度行っても良いものですね。
一方、栃木県日光は都心部より北に位置しており、開花時期がずれています。
さらに中禅寺湖周辺は高地となっているために、ひと足遅く5月に春が訪れます。
東京で桜を逃した人も、桜の美しさに今一度触れたい人にもオススメな日光、桜の時期と名所についてご紹介します。
4月上旬から中旬に満開となる桜スポット
鬼怒川温泉護国神社・温泉神社のソメイヨシノ
鬼怒川温泉で、ひときわソメイヨシノが美しく輝く場所。
それが鬼怒川温泉護国神社です。
昼間太陽の光を浴びて輝く桜は、陽が落ちるとライトアップされ別の表情を見せてくれます。
昼も、夜も何度も訪れたいお花見スポットです。
日光街道桜並木
約1500本のヤマザクラのトンネルが16kmにおよび続く桜並木は、全国屈指の規模。
国道119号線の宇都宮環状線、宮環上戸祭町交差点から日光市山口まで続いています。
4月上旬に車で日光を訪れるなら是非通ってみたい桜並木です。
今市運動公園の桜並木
サッカー場、野球場、体育館などの運動施設となっている今市運動公園体育センターでは4月上旬に美しい桜が咲き誇ります。
観光客だけでなく地元の人にも人気のお花見スポットとなっています。
4月中旬から下旬に満開となる桜スポット
輪王寺の金剛桜
樹齢500年とも言われる特別天然記念物の金剛桜。
日光山輪王寺公式ホームページの記載によると、例年開花は4月20日、満開は4月28日頃とのこと。
花の香りが強いヤマザクラの突然変異種で、珍しい桜です。
周囲の長さは5.7メートルほどの巨木の堂々たる姿は一見に値します。
日光田母沢御用邸記念公園のシダレザクラ
日光田母沢(たもざわ)御用邸は、1899年に大正天皇となる当時の皇太子のための御静養地として造営されました。
1947年に西洋地との使用が廃止され、博物館等として使用された後に記念公園として生まれ変わりました。
2003年には「国の重要文化財」に指定、2007年には「日本の歴史公園100選」となりました。
歴史ある公園内には樹齢400年と言われるシダレザクラが鎮座しています。
日光田母沢御用邸記念公園の公式ホームページでは花情報としてシダレザクラ開花情報が詳細に公開されています。訪れる前に、桜の咲き具合をチェックすると良いでしょう。
5月上旬から中旬に満開となる桜スポット
奥日光・中禅寺湖の桜
標高1300メートルの涼しい高原地帯には、春は遅れて訪れます。
奥日光・中禅寺湖の湖畔に佇むオオヤマザクラが花開くのは5月上旬。
中禅寺湖なら、ゴールデンウィークが桜の見頃となります。
湖を駆け抜ける風を感じながら、花を愛でる連休は素敵な思い出になりそうですね。
日光にはソメイヨシノだけでなく、ヤマザクラ、シダレザクラ、オオヤマザクラなど数多くの桜があり都内とは違った趣のお花見が楽しめます。
カップルでのデート、女子旅、家族で日光の桜を是非満喫してみてください。